スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店

イエメン ハラズ ハッマーシ  中浅煎〜中煎(ハイ〜シティーロースト)

イエメン ハラズ ハッマーシ  中浅煎〜中煎(ハイ〜シティーロースト)

販売価格: 2,000円~8,000円(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

在庫なし

商品詳細

200gで10%OFF
500gで20%OFF

中浅煎り(ハイロースト)
または
中煎り(シティロースト)

中煎り〜シルキーな口当たり
まろやかで複雑な香味

中浅煎り〜複雑な
アロマとフレーバーの饗宴

\2000/100g
\3600/200g
\8000/500g


\2700/ドリップ(12gx10ケ一袋)
\3000/ドリップ個包装(12gx10ケ)

 

いわゆるイエメンモカとは

まったく次元の違う香味です。

スパイシーで極めて複雑な

香味はイエメンのイメージ

そのもではありますが、

そこにゲイシャ種にも

負けないフルーティーアロマが

顔をのぞかせます。

こんなイエメンコーヒーは

初めて体験しました!

 

イエメン・モカにおいて、

単一農園物のコーヒーは

ほとんど日本に入荷しません。

大半がマタリやハラズなど

大まかな産地で区切られた

産地銘柄となるのが普通です。

こちらのコーヒーは

イエメンコーヒーの中でも

名産地として知られる

ハラズにおいて

300年以上の歴史を持つ

名門ハッマーシ家のものです。

現当主のガーリブさんは

イエメン国内のコンテストでも

優勝をするなど、

現在のイエメンコーヒーを

牽引する生産者。

通常、このクラスのコーヒーは

日本はおろか、

欧米にもほとんど

輸出されてきませんでした。

大半がサウジアラビアなど

アラブの王室や高級マーケット用

として取り扱われてきたものです。

内戦の激化などによる

需要の変化などにより、

入荷されてきた希少品です。

 

 

コーヒーの原産国はエチオピア、

でもコーヒーの栽培を本格的に

するようになったのは

このイエメンが起源とされます。

 

6〜7世紀頃、エチオピアから

イエメンに勢力を伸ばした

アクスム王国によって

イエメンにコーヒーが

もたらされたのではないかと

考えられています。

原産地エチオピアの

原生林の中とは違い、

イエメンの大半は乾燥した

砂漠地帯です。

ただ、イエメン南西部は

紅海からの湿った空気が

標高3000m近い

山脈にぶつかり雨季には

豊富な雨をもたらします。

またこの地域は

火山性の豊かな土壌でもあり、

イエメン南西部は

「緑のアラビア」

「幸福のアラビア」

と呼ばれるほど実は

豊かな土地でもあるのです。

肥沃な土壌と灌漑農業が

可能な水の存在が

イエメンを人による

コーヒー農園開発の

ルーツにしたのです。

 

日本ではエチオピアと

イエメンで生産されるコーヒーを

総称して「モカ」と呼びます。

「モカ」とはかつてイエメン

南西部に存在した港の

名前で、18世紀初頭まで

エチオピア、イエメンで

生産された全てのコーヒーが

この港から世界中に

輸出されていきました。

当時「モカ」とは

コーヒーそのものを

意味する単語であり、

その名残りから、

現在も欧州や南米では

「モカ」とは

コーヒーそのものを

表す言葉として

認知されています。

18世紀以降、

イエメンから持ち出された

コーヒーの種や苗木を使い

インドネシアなどの東南アジア、

またそこから派生した

カリブ海や中南米に

コーヒーの栽培は

広まっていきます。

それらほぼ全てのコーヒーの

ルーツがこのイエメンに

行きつくと言っても

過言ではありません。

険しい渓谷沿いに

部族社会で形成されている

イエメンの産地では、

他地域との交流が

極めて制限されており、

数百年前から伝わる品種が

そのまま残っている場合が

大変多い産地としても

近年注目を集めています。

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